バイオディーゼルが生み出すカーボンニュートラル
大規模な化学処理施設が不要な初期投資額が少ない小型のバイオディーゼル発電を実現させました。
再生可能エネルギーの筆頭としてあげられるのが、バイオディーゼル燃料です。 その原料は、バイオマス資源と呼ばれる、化石資源ではない生物由来の有機性資源。 バイオマスから得られるエネルギーが、バイオエネルギー、或いはバイオマスエネルギーと呼ばれるものになります。 バイオマスを燃焼して放出されるCO2（二酸化炭素）は、植物の光合成によって葉から吸収され、それが樹木を構成する細胞となり、成長して木材や油の原料などとなります。 これを繰り返し、長いスパンで見ると地球の大気と植物との間をCO2が循環しているだけで、CO2の増減が無い状態の事を、“カーボンニュートラル”と呼んでいます。 この安定した炭素の循環が、地球の環境を考える時には特に重要と言えるでしょう。 これまでにも地球環境に貢献してきたバイオディーゼル発電を、degnoのテクノロジーが一歩先へ導きます。
マイクロバイオディーゼル
一般的なバイオフューエルは、燃料の改質に大規模な化学処理施設が必要とされています。そのため、初期投資額が膨大となり、大型のバイオディーゼル発電の導入以外は検討されませんでした。また、化学処理に多くのエネルギーを要するため、「カーボンニュートラル」と逆行する側面もありました。
当社のマイクロバイオディーゼルは、特別な添加剤によって改質したバイオフューエルを用います。専用エンジンオイルにてエンジン内を良好に保ち、独自のエンジンチューニングで燃焼効率を向上させます。当社は、大規模な化学処理施設が不要な初期投資額が少ない小型のバイオディーゼル発電を実現させました。
燃料添加剤
炭素分子の塊は、小さいほど各分子が燃焼しやすく、燃焼を伝達させやすい性質があります。当社の燃料添加剤は、燃料内の炭素分子の塊を小さな塊にし、効果的に燃焼させる作用を有しています。なお、燃料の種類によって、相応の専用添加剤が必要となります。
エンジンオイル
当社のエンジンオイルには、高い耐熱性・耐薬品性、優れた耐寒性・低摩擦性・電気絶縁性などの特長があります。そのため、各部品の摩耗を防止し、エンジン寿命を延長させます。また、燃費性能や排ガスの改善、低騒音の実現を可能にしました。
エンジンチューニング
植物油は、常温では固まりやすい特性があるため、エンジンの燃料ラインに加温・保温装置を施しています。また、植物油にはグリセリンなど不完全燃焼を起こしやすい成分も含まれているため、シリンダー内の圧縮を高めて、燃焼効率を上げています。
メンテナンス体制
■定期メンテナンス
万全のメンテナンス体制を整えております。燃料供給契約やメンテナンス契約により、安定した給油と定期的なメンテナンスを行います。
■フルメンテナンス
エンジンの状態を良好に保ち、長期間、安心してお使いいただくため、オーバーホールなどのフルメンテナンスを行います。
オプション
系統連系機器のパワーコンディショナーや外部タンクの容量の変更などもオプションでご用意しております。
お気軽にご相談ください。
まずはご相談ください
■当社指定のパーム油だけでなく、重油とパーム油の混合燃料やその他の燃料も対応可能です。
■100kW 以上のミドルクラスのバイオディーゼル発電機の企画・開発も対応可能です。
その他、様々な案件でご相談を受けてきております。
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